パチンコ50年の作家と教授 2
『加藤氏 相当やりましたな。(笑)
吉行氏 そりゃ・・・。
なにしろ大した収入はないし、パチンコが入らなかったら、タバコがとれないわけで一日喫えなくなっちゃう。
そうなると、必死にならざるを得ないわけですよ。
大人の遊戯ともなると、タマが入る快感だけじゃない。
そういえば、いまでもタマはぜんぶタバコに替えています。
加藤氏 私もだいたいそうですね。
ただ何千個もでたときはビデオカセットとか単行本とか。(以下略)』
・・・というやりとりとなりますが、このやりとりはパチンコの"セミプロ"というものの線、といったものを示しているように思えます。
というのは、パチンコをやれば、まず間違いなくタバコをせしめる、ということをこのやりとりは示しているからでパチンコの"セミプロ"というのは、まず間違いなくタバコをせしめる、ことができる人を指す、というのが大方の意見だからです。
それがこの"パチンコ体験50年"のお二人は可能なのですから、対談の題に"セミプロ"と謳っているのでしょう。
吉行氏は、『週刊文春』(昭和61年2月2日・9日合併号)の「語りおろし連載 第22回 行くカネ来るカネ私の体を通り過ぎたおカネ 吉行淳之介」の中でも『セミプロ級のパチンコで、長年タバコ代は不要』と"筆者のプロフィール"の一部にもあります。
立派なパチンコの"セミプロ"となっていたんですね。